2008年7月19日土曜日

収穫の喜び

夏に収穫した野菜の数々


市民菜園を借りて自分で野菜を作るようになっていろいろなことがわかった。

○植物のことをあれこれ考えるようになった。例えば、日照りが強くて人間なら耐えられないところで雑草や樹木などの植物は平然と生きている。

○葉菜類は、農薬を使わないで虫に食われないきれいな状態を保つのは難しい。したがって、キャベツなどは何度も農薬をかけている。これが嫌だと虫食いだらけのキャベツを食べなければいけない。それができるようにならないと今問題となっている食の偽装事件はなくならない。

○農家にお邪魔すると「これ持ってきな!」と自分で作った野菜やお米をよく分けてくれる。どうしてですかと変な質問をしたことがあるが、「うーん、何でって言われてもなぁ」とおっしゃっていたが、わかったような気がする。”おいしく出来たので是非食べてほしい”そんな気持ちではないだろうか。私も出来た枝豆を知人にあげたところ、普段冷凍物などは食べない娘さんが「おいしい、おいしい」と言ってバクバク食べていたと聞くと嬉しくてまたあげようと思ってしまう。

○当たり前だが、自分で作った野菜は安心して食べられる。こうなると良い悪いは別にして、店頭に並んでいるものの添加物が何なのか見ないではいられない。こんなことから食に対する考え方が少しづつ変わっていくと思う。

たくさんあって言い切れないが、是非自分で野菜でも何でも食べ物を作って食べてみて欲しいと思う。
それだけで実にいろいろな事が見えてくる。マンション暮らしならプランターでもいいし、市民農園が近くにあるならそれを利用してみるのもいい。今よりも確実に自然が身近になってくる。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

菜園1年目にしてたくさん収穫できたんですね!お見事。
野菜だけじゃなくて精神的な収穫も大きかったようですね。読んで勉強になりました。
僕はミニ家庭菜園をやっていて思うのは、スーパーで売ってる野菜が安すぎるってことです。あの値段で利益を出してる農家はスゴいですね。

匿名 さんのコメント...

お褒めの言葉ありがとうございます。

畑につぎ込んだ費用と収穫できた野菜の収支を計算しようとしているので、野菜を収穫してくると妻に「いくら?」と目利きをして貰ってます。

妻は市場の値段から判断するので
「150円!」
というのですが、やはりあまりの安さに
「お客さん、有機野菜ですよ~」
と交渉して
「んじゃあ、お兄さんかっこいいから200円」
とかバカなことやってます。

有機農業や減農薬農業で手間暇かけてやっている農家の方は本当に大変だと思います。