MOSS(MOdern Self Sufficiency) 人工物に囲まれ、自然と距離をおいて暮らす現代のライフスタイルは、人に多くのストレスを与えると共に環境にも多くのストレスをかけている。その結果、地球温暖化に代表される環境問題を引き起こしている。しかしながら、江戸時代の自給自足生活に戻るには、あまりにも便利な暮らしに慣れすぎてしまった。そこで、現代のライフスタイルの中で、自然との関わりを増やし、地球環境の中で共生していることを感じるためにどのようなライフスタイルが可能なのか?そんなことを考えながら実践してみようと思います。
2008年6月28日土曜日
チャドクガの幼虫
家でパソコンをやっていたところ、首筋にチクッという痛みがあったので蚊だと思って払いのけた。しかし、その後まだ何かいるような痒いような気がして何度か払いのけたり掻いたりして、嫌な予感がしてタオルで拭いた。
席に戻ってみると写真のチャドクガの幼虫がいた。針は全部抜けてしまったらしく、気がついた時にはもう遅く私の首筋は赤く腫れていた。急いでシャワーで首筋だけ流したのだが1週間は腫れが引かなかった。
どうやらちょっと外に出て、鬱蒼と草が茂っている横を通った時に服に付いていたものらしい。まさか家の中に毛虫がいるとは思わなかった。
つまり、現代人は完全に自然から自分達の世界を隔離して人間が暮らしやすいようにしているので自然が入り込んでくることなど想定していない。まして都会では自然の配置も人間によって計画的にコントロールされている。これでは、自然を身近に感じることなどできる筈がない。
キャンプに行こうとそれは、一時的に自然というワンダーランドを楽しむ為のレジャーであり、自分達とは違う世界の話なのだ。そんなことを考えてしまった。
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